ローヤルゼリーが人類に食されてきた歴史は紀元前からで、古くはアリストテレスがローヤルゼリーについて記載している文章が見られます。
紀元前ではエジプトの超絶世の美女として知られるクレオパトラも日々食することによってたぐいまれない美貌を保っていたと言われています。
ということは、この時代からもうローヤルゼリーが美容に効果があるということが知れ渡っていたということです。
また、聖書にもローヤルゼリーらしき記載があるところとして、
カナンの土地について言及しているある預言者が、「乳」という表現を使って表しています。
実は賢い人ほど昔からローヤルゼリーの効能について知っていたようです。
女王蜂が他の蜂よりも長生きしているということを研究している学者もいたそうです。
1600年ごろに、みつばちの研究をしていた昆虫学者スワンメダムもローヤルゼリーについて記しています。
女王蜂がどうしてローヤルゼリーによって長生きできるのかをつねづね疑問に思っていたようです。
また、日本にもローヤルゼリーというものが文書としてしるされているのは
1800年代に、玉利喜造が書物に記載している箇所があります。
このように、紀元前からもうすでに人類に食されていたローヤルゼリーですが、
今も昔も変わるところはないようです。
ただ、昔は保管方法も採取されたローヤルゼリーを常温でしか保管していなかったですが、
本領を発揮するために、最近では冷凍することが良いと言われるようになって、
ローヤルゼリーは冷凍するという保管方法が定着するようになってきました。
また、栄養成分に関してもこと細かく調べられたのは現代になってからで、
それまではデセン酸が含まれているなどと言ったことは知られていませんでした。
このように時代を経ると共に人類にとってより親しみやすく変化していったローヤルゼリーは、
現在では老若男女を問わず多くの人に親しまれています。